フォルダーのカスタマイズ
通常、フォルダは標準のフォルダアイコンで表示されます。このDesktop.ini
ファイルの一般的な使用法は、カスタムアイコンまたはサムネイル画像をフォルダーに割り当てることです。またDesktop.ini
、フォルダーまたはフォルダー内のアイテムのローカライズされた名前の指定など、フォルダーに関する情報を表示し、フォルダーの動作のいくつかの側面を制御する情報ヒントを作成するために使用できます。
ソース:Desktop.iniでフォルダーをカスタマイズする方法
シェルがディレクトリの名前を表示する前に、シェルはDesktop.ini
ファイルを探します。見つかった場合は、取得したリダイレクトされた名前をLocalizedReourceName
エンドユーザーに表示します。
ソース:Desktop.iniを使用したフォルダーのカスタマイズ(Windows CE 5.0)
以下desktop.ini
は、C:\Users
フォルダに保存されているファイルのデフォルトのコンテンツです。
[.ShellClassInfo]
LocalizedResourceName=@%SystemRoot%\system32\shell32.dll,-21813
ローカライズされた名前を無効にする
Windowsエクスプローラーは、フォルダーのローカライズを無視する文書化された方法を提供していないようですが、そのLocalizedResourceName
行を削除することで問題は解決します。ファイルを完全に削除することもできますが、アイコンやツールチップなどの他のカスタマイズ設定が失われるため、お勧めできません。
バッチ自動化
以下に、システムドライブ内のすべてのフォルダーを再帰的にスキャンする単純なバッチスクリプトを示します。必ず管理者として実行してください。
@echo off
setlocal enabledelayedexpansion
pushd "%systemdrive%\"
for /f "delims=" %%G in ('dir /a /b /s desktop.ini') do (
find /i "LocalizedResourceName=" "%%~G" >nul
if !errorlevel! == 0 (
takeown /f "%%~G" /a >nul
icacls "%%~G" /grant:r *S-1-5-32-544:F /q >nul
attrib -h -s "%%~G"
type "%%~G" | findstr /i /v /c:"LocalizedResourceName=" > "%%~G.new"
copy "%%~G" "%%~nxG.bak" >nul 2>&1
del /a "%%~G"
ren "%%~G.new" "%%~nxG"
attrib +h +s "%%~G.bak"
attrib +h +s "%%~G"
))
popd
pause & exit /b