ユーザーのプロファイルを読み取り専用フォルダに設定して、一時プロファイルを強制します。
一時ユーザープロファイル(Windows)
エラー状態によりユーザーのプロファイルを読み込めない場合は、一時的なユーザープロファイルが発行されます。一時プロファイルは各セッションの終了時に削除され、ユーザーがデスクトップ設定およびファイルに加えた変更は、ユーザーがログオフすると失われます。一時プロファイルは、Windows 2000以降を実行しているコンピューターでのみ使用できます。
手順1:ダミーフォルダーを作成する(1回)
- 新しいフォルダC:\ Users \ dummyを作成します
- デフォルトの権限で空のままにします
注:このフォルダーは、管理者であっても、変更するには管理者の承認が必要なため、デフォルトではアクセスできません。フォルダから管理者権限を削除することにより、読み取り専用をより明示的に強制できます。
手順2:ユーザーにダミーフォルダーを割り当てる
- まだ行っていない場合は、通常どおりに新しいユーザーを作成します。
- 管理コマンドプロンプトで、次のように入力します
USERNAME
。
net user USERNAME /PROFILEPATH:C:\Users\dummy /HOMEDIR:C:\Users\dummy
手順3:既存のユーザーフォルダーの名前を変更する(オプション、Windows 10のみ)
Windows 10が(ステップ2から)指定されたユーザーフォルダーにアクセスできない場合、既存のプロファイルをロードしようとします。これを防ぐには、既存のプロファイルの名前をからUSERNAME
に変更しUSERNAME.old
ます。
ノート:
- ログインすると、ユーザープロファイルが[タイプ:ローミング]および[ステータス:一時]で表示されます。
- これは、ユーザー、ゲスト、パワーユーザー、および管理者でさえ、すべての人に有効です。
- これは破壊的ではなく、副作用なく簡単に元に戻すことができます。
- ユーザーは、既存のユーザープロファイルへのアクセスを含め、すべてのファイル権限を維持します。
- 最新のWindows 7 EnterpriseおよびWindows 10 Creators Update 1703でテストされていますが、Windows 2000以降で動作するはずです。
Windows 10注:
Windows 10では、アクセスできない(読み取り専用)プロファイルでログオンすると、次の警告ダイアログが表示されます。[閉じる]をクリックして続行します。