完全バックアップおよび増分バックアップに関連するファイル:
フルバックアップは、そのバックアップのすべてのデータが含まれ、それが他のバックアップには依存しません。少なくとも3つのファイルで構成されます。
duplicity-full.DATE.manifest
(一つだけ)
duplicity-full.DATE.volYYY.difftar
(1つ以上)
duplicity-full-signatures.DATE.sigtar
(一つだけ)
バックアップが暗号化されている場合、これらのファイル名には.gpg
サフィックスが付きます。
増分バックアップは唯一、前回のバックアップと自身との違いが含まれている、それは以前のバックアップに依存し、その以前のバックアップで、チェーンまでのすべての方法は、フルバックアップに達します。次の3つのファイルで構成されます。
duplicity-inc.DATE.to.DATE.manifest
(一つだけ)
duplicity-inc.DATE.to.DATE.volX.difftar
(1つ以上)
duplicity-new-signatures.DATE.to.DATE.sigtar
(一つだけ)
バックアップを削除するには、対応するファイルのセットを削除するだけです。後続の依存増分バックアップはすべて無効になることに注意してください。これは手動で行うことも、duplicity
コマンドを使用することもできます。
コマンドの概要duplicity
:
duplicity
コマンドを使用して一連のバックアップを表示する方法は次のとおりです。
$ duplicity collection-status file:///path/to/backup
# output truncated for brevity
Found 0 secondary backup chains.
Found primary backup chain with matching signature chain:
-------------------------
Chain start time: Thu Nov 22 12:40:53 2012
Chain end time: Thu Jan 10 14:17:35 2013
Number of contained backup sets: 7
Total number of contained volumes: 358
Type of backup set: Time: Number of volumes:
Full Thu Nov 22 12:40:53 2012 162
Incremental Thu Nov 29 15:12:49 2012 4
Incremental Thu Dec 13 09:05:17 2012 10
Incremental Thu Dec 20 11:09:12 2012 9
Incremental Thu Dec 27 00:05:55 2012 83
Incremental Thu Jan 3 11:07:31 2013 79
Incremental Thu Jan 10 14:17:35 2013 11
-------------------------
No orphaned or incomplete backup sets found.
1か月以上前のバックアップを削除し、先月の増分バックアップに必要なバックアップを保持する方法は次のとおりです。
duplicity remove-older-than 1M file:///path/to/backup
最後の完全バックアップセットとその増分バックアップを除くすべてのバックアップを削除する方法は次のとおりです。
duplicity remove-all-but-n-full 1 file:///path/to/backup
最後の完全バックアップセットとその増分バックアップを除くすべての増分バックアップを削除する方法は次のとおりです。
duplicity remove-all-inc-of-but-n-full 1 file:///path/to/backup
コマンドのマンページduplicity
は非常に参考になるので、ご覧ください。