まず、Steamクライアントは、クライアントの更新以外にはプロキシを使用しません。残りのSteam通信はすべてUDPベースです。プロキシサーバー経由でゲームをプレイすることはできません。
更新にはプロキシを使用できますが、一般に、認証プロキシサーバーの背後でLinuxアプリケーションを使用するには、プロキシサーバーに提供される認証の詳細を取得する必要があります。ほとんどの場合、これはMicrosoft NTLMタイプの認証です。
そうでないまれなケースでは、次の構文を使用してプロキシに対して認証できます。
http://username:password@proxyhost:port/
例:
http_proxy=http://john:TheSecret123@my.proxy:8123/
ほとんどの人にとってはそれだけでは十分ではありません。MSプロキシ認証タグを発信パケットに追加するには、cntlmなどのプログラムが必要です。Cntlmは、ローカルマシンでサービスとして実行される小さなプロキシサーバーです。アプリケーションをこのプロキシサーバーにポイントします。
Cntlmプロキシサーバーは、次の詳細でセットアップする必要があります。
- 親(上流)プロキシサーバーのアドレスとポート
- 認証用のユーザー名とドメイン名
- パスワードまたは(推奨)パスワードのハッシュ、および認証方法。
これは、通常/etc/cntlm.conf
必要な詳細を提供するために、cntlm構成ファイルを編集することにより行われます。
ハッシュを使用する場合、cntlmはハッシュを生成する方法を提供します。
- 親プロキシアドレス、ポート、ユーザー名、ドメイン名でcntlmを構成します。
- 経由などでcntlmを再起動します
/etc/init.d/cntlm restart
- 走る
cntlm -IM http://test.com
パスワードの入力を求められます。プロキシサーバーに対してパスワードをテストし、cntlm.conf
ファイルに追加する残りの情報を表示します。次に例を示します。
johan@Komputer:~$ sudo cntlm -IM http://test.com
Password:
Config profile 1/4... OK (HTTP code: 200)
----------------------------[ Profile 0 ]------
Auth NTLMv2
PassNTLMv2 A12B34C56D78E90A12B34C56D78E90A1
それらの2行を/etc/cntlm.conf
ファイルに表示されるとおりに追加します(競合する可能性のある他の行を削除します)
echo $http_proxy
。