回答:
処理時にカメラが使用する可能性のある非画像データ、ユーザー設定用のストレージ(1Dシリーズ... 5Dの場合もあります)、およびビデオの記録時の一時的なオーディオストリームのストレージ。その種類は、DCIMフォルダーに属さないものをすべて格納するキャッチオールフォルダーであり、そのほとんど(すべてではないにしても)は一時データだと思います。
好奇心のため、キヤノンフォルダー構造についてもう少し調査しました。5D Mark IIや1D / s Mark IIIシリーズなどの最新のキヤノン製カメラでメモリカードに保存できる情報はかなりあるようです。明らかにDCIMフォルダーがありますが、Canonに固有ですが、DCIMフォルダー内にCANONMISCフォルダーもあります。これには、カメラがDCIMフォルダーを管理できるようにする、キャノン固有およびカメラ固有の情報が含まれます(カメラ固有またはストリーム固有のフォルダーに保存された画像のサムネイルメタデータなど)。また、DCIMフォルダーの下には、xxxEOS1DやxxxCANONなどのカメラまたはストリーム固有のフォルダーがあります。ここで、xxx
は現在の写真ストリームを示す番号(100〜999 )です。各フォトストリーム内の画像には、0001〜9999の番号が付けられます。
DCIMフォルダーと同じレベルにあるのがMISCフォルダーです。これには確かに、メタデータ、一時ファイル、および特定の設定が含まれます。具体的には、MISCフォルダーには、カメラからプリンターに直接印刷するときに使用されるDPOF(デジタル印刷順序形式)設定が含まれています。
Canonの完全なフォルダー構造は次のとおりです。
\DCIM
\xxxEOS1D
\xxxCANON
\***YYYY.JPG
\***YYYY.CR2 (raw photo)
\***YYYY.MOV (video)
\***YYYY.THM (thumbnail)
\***YYYY.WAV (audio)
\CANONMISC
(DCIM control metadata)
\MISC
(DPOF settings)
(GPS data)
(temporary data)