周波数空間で考えることを学びます。これは、時間領域ではわかりにくいものの1つですが、周波数領域ではうまく機能します。
正弦波は単一の「純粋な」周波数です。RCフィルターは、歪みのない線形システムです。つまり、入力にない出力に周波数を作成できません。1つの周波数のみを入力すると、出力にはその1つの周波数のみを含めることができます。唯一の問題は、入力から出力への相対振幅と位相シフトがどうなるかです。
方形波を入力しても方形波が出力されないのは、方形波に多くの周波数が含まれているためです。これらはそれぞれ個別に減衰および位相シフトできます。高調波の相対強度と位相を変更すると、時間領域で異なる信号が得られます。
方形波は、無限の一連の正弦波の重ね合わせと考えることができます。これらはすべて奇数次高調波(基本周波数の奇数倍数)です。これらの高調波の振幅は、より高い周波数で減衰します。
方形波を複数のRCローパスフィルターに連続して通過させることができます。それぞれのロールオフ周波数は、方形波の周波数よりもかなり低くなっています。各フィルターの後、結果はますます正弦波のように見えます。それは、そのようなフィルターは低い周波数よりも高い周波数を減衰させるからです。これは、方形波の高調波が基本波よりも減衰していることを意味します。これを十分に行うと、高調波の振幅は基本波に比べて非常に小さくなるため、表示されるのは基本波だけです。これは単一の周波数なので、正弦波です。
追加されました
これは、RCフィルターがどのように反応するかではありません。
RCローパスフィルターの場合、入力周波数がロールオフをはるかに下回ると、出力はほとんど入力に追随します。ロールオフ周波数をはるかに超えると、出力は入力の積分になります。
どちらの方法でも、表示されているように出力勾配に突然の変化はありません。これはスムーズに行われるため、出力の上または下の入力の交差について特別なことは何もありません。出力で変曲点が得られますが、入力が前にスムーズに近づき、その後スムーズに終了するため、滑らかなこぶになります。
これを自分でシミュレートするループを書くことは有益かもしれません。各ステップで実行する必要があるのは、入力から出力を差し引いた瞬間的な差のごく一部だけ出力を変更することです。それでおしまい。次に、正弦波をそこにスローし、出力がスムーズに追従して別の正弦波を生成する様子を確認しますが、位相は遅れますが振幅は低くなります。