私が理解している限り、VT100端末の数字キーパッドには、通常の数字キーパッドモードとアプリケーションキーパッドモードの 2つのモードがあります。後者は数字ではなくエスケープシーケンスを送信するキーパッドキーを備えています。たとえば、「1」キーが送信され<ESC>[Oq
、「2」キーが送信されます。画面にはqとr<ESC>[Or
の文字のみが表示されます。これらは、プログラム(ホスト)が一部の機能のコマンドとして解釈する制御シーケンスです。したがって、このモードでは、キーパッドキーは追加のファンクションキーとして実際に使用されます。
VT100端末標準に従って、プログラム(ホスト)は、端末にキーパッドをアプリケーションモードに切り替えるように「要求」する場合があります。(特定の制御シーケンスを端末に送信することでこれを行うことができます。)ViとVimはこれを行うことが知られています。モード切り替えは普遍的ではありませんが、プログラムからプログラムベースへの切り替えです。これは、それを要求したプログラムでのみアクティブです。シェルを含む他のプログラムでは、キーパッドは数字モードのままです。OS XのTerminal.appのデフォルト設定では、プログラムがアプリケーションモードに切り替えられるようになっています。これは、「VT100アプリケーションキーパッドモードを許可する」オプションのチェックを外すことで無効になります。(ところで、OS X 10.7では、このオプションは「Strict VT100 keypad behaviour」というラベルが付いています。)
以下も参照してください。
http://www.vt100.net/docs/vt100-ug/chapter3.html
https://ttssh2.osdn.jp/manual/en/usage/tips/appkeypad.html